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猫のゴロゴロ音の意味・仕組みや人間の癒しのメリットを愛猫家が解説

猫の育て方

「初めて猫を飼うけど、猫のゴロゴロ音の仕組みが知りたい。」

「猫を飼っているけど、猫のゴロゴロ音の意味が何なのかわからない。」

あなたは今、そうお考えではありませんか。

猫のゴロゴロ音の仕組みや猫のゴロゴロ音の意味を知りたい方に向けての記事になります。

猫と暮らす上で知っておきたい猫のゴロゴロ音について、現役の猫の下僕が解説していくよ!!

今回は、猫と暮らす上で知っておきたい猫のゴロゴロ音をまとめました。

猫のゴロゴロ音の仕組み


猫からゴロゴロ聞こえてくるのはなんなのでしょうか?

結論からお伝えすると、猫のゴロゴロ音は、人間で言うところの「喉仏(のどぼとけ)」にあたる部位の筋肉が収縮させて、声帯を振動させることによって発生する音と考えられています。

実は現代においても詳細は解明されておらず、諸説あると言われています。

私が初めて猫をお迎えした際に、家に到着し部屋で猫と過ごしているとすぐにゴロゴロ〜と言う音が聞こえてきました。

最初は病気なのか?と思ってしまうくらい何かわからず、びっくりしていました。

猫がゴロゴロ言う意味とは


なぜ猫はゴロゴロ言うのでしょうか。

猫は気持ちよく日向ぼっこしているときや、飼い主に撫でてもらっている時にゴロゴロするのは猫飼いさんの中では有名ですよね。

猫がゴロゴロと言うのには様々な理由があると言われています。

主な理由は下記の通りです。

  • 子猫の元気な時に出す音は中低音
  • 笑顔や幸せ、リラックスしている時も中低音
  • 甘え、何かして欲しい時の要求は高音
  • 苦しい、怯えている時は低音

ここからは、それぞれ詳しく解説していきます。

子猫の元気な時に出す音は中低音

子猫が元気な時に出す音は中低音と言われています。

子猫がゴロゴロ音を出すことができるようになるのは、生後2日〜1週間程度まで成長した段階です。

生後2日でゴロゴロ音を出すことができるようになるのは、驚きですよね。

子猫はおっぱいを飲みながらフミフミと同時にゴロゴロしたり、母猫とじゃれ合っている時にゴロゴロと言うことが多いです。

生後3週間までの子猫はゴロゴロ音が小さいと言われていますが、生後3週間以降は大きなゴロゴロ音になると言われています。

子猫がゴロゴロ言う理由としては、母猫に元気だよと伝えるための手段と言われており、母猫も同様にゴロゴロ言って自分が近くにいるよと子猫にアピールしていると言われています。

笑顔や幸せ、リラックスしている時も中低音

笑顔や幸せ、リラックスしている時に出す音も中低音と言われています。

猫は気持ちよく日向ぼっこしているときや、飼い主に撫でてもらっている時に中低音の音程を出すと言われています。

主に猫が気持ちいい時やリラックスしている時、あるいは他の猫にグルーミングしてもらっている時にも出すと言われています。

甘え、何かして欲しい時の要求は高音

猫が甘えたいときや何かをして欲しいと要求するときは高音のゴロゴロ音を出します。

220〜520Hz(ヘルツ)の間くらいで、平均380Hzの高さのゴロゴロ音です。

高音の周波数のゴロゴロ音は、人間と共生する間に培われたものと言われており、古代の猫から遺伝的に受け継いでいるものと言われています。

苦しい、怯えている時、痛みを和らげるためは低音

苦しい時や、怯えている時、痛みを和らげるときは低音のゴロゴロ音を出します。

猫は体調不良や何か隠したいことがある時は、弱っているのを周りに見せると襲われてしまうと言う本能からか、限界まで周りに見せない習性があります。

猫は痛みにも強いと言われており、ギリギリまで見せない子も多いです。

出産や死際にも出すと言われています。

このようなゴロゴロ音を飼い猫が出している場合は、細心の注意が必要です。

突然、猫がゴロゴロ言わなくなったら?


突然、猫がゴロゴロ言わなくなったら場合、心配になりますよね。

普段はゴロゴロ言っている子が突然、ゴロゴロ言わなくなる時の原因を下記にまとめました。

  • 1. 体調不良
  • 2. ストレスを感じている
  • 3. 家に慣れた、大人になった
  • 4. 気になる音や物があった

1. 体調不良

体調不良になるとゴロゴロ言わなくなる場合があります。

ゴロゴロ言わなくなり、食欲・摂る水分量がいつもより落ちていたり、排泄の状態、熱っぽいなど症状が出ていた場合、体調不良の可能性があります。

しかし前述した通り猫は体調不良や何か隠したいことがある時は、弱っているのを周りに見せると襲われてしまうと言う本能からか、限界まで周りに見せない習性があります。

その場合には、ゴロゴロ言っている場合もありますので、いつもと違う様子や体調が悪いと感じたらかかりつけの病院に診てもらいましょう。

2. ストレスを感じている

猫は環境の変化にストレスを感じやすい生き物です。

引っ越した、家族構成に変化があった、ペットが増えた、家具の配置、フードや水飲みの場所が変わった、家の周りで騒音(工事等)など、環境の変化に敏感です。

猫には新しい環境に慣れてもらうために、なるべくストレスを与えないようリラックスできる環境を作りましょう。

うちの子も子猫の時はお迎えして家に着いてすぐにゴロゴロ言っていたので、環境の変化や不安を紛らわせていたのかなと思います。

3. 家に慣れた、成猫になった

家に慣れるまで、自身を落ち着かせるためにゴロゴロ鳴いている猫は、家に慣れるとゴロゴロ言わなくなる子もいます。

また、子猫のときはたくさんゴロゴロ言っていたけど、成猫になるとゴロゴロ言わなくなる子もいるようです。

また、避妊去勢手術を受けた後に、ゴロゴロ言わなくなる猫もいるそうです。

ホルモンバランスの変化や、避妊去勢手術をすることで、猫はより人に甘えるようになると言われています。

ゴロゴロ言うのは猫に対してのことが多いと言われているのでゴロゴロ言わなくなるのかもしれませんね。

4. 警戒している・気になる音や物があった

猫は聴覚が優れており、人間の約8倍、犬の2倍くらい聞こえると言われています。

人間には気づかない物音を聞いたり、何かを見つけたりするのが得意で何もないところを見つめたりしているときは、ゴロゴロ音が止まります。

猫がリラックスし始めるとまたゴロゴロ言うのを再開するのでなるべくストレスを与えないようリラックスできる環境を作りましょう。

猫の中にはゴロゴロ言わない子もいる


ここまで猫はゴロゴロ言うのが前提でお話ししてきました。

猫の中にはゴロゴロ言わない子もいるのでしょうか?

結論からお伝えすると、猫の中には全くゴロゴロ言わない子もいると言われています。

人馴れしていない子やあまり甘えるのが得意でない子はゴロゴロ言わないことがあります。

一生の間に全くゴロゴロ言わない子もいるようで、なぜゴロゴロ言わないのかは解明がされていないようです。

ゴロゴロ音を出さない子にも、焦らずスキンシップを取ってお互いリラックスして付き合っていくのが良いのではないでしょうか。

ゴロゴロ音は人間への癒しのメリットも


猫のゴロゴロ音は人間への癒しのメリットもあると言われています。

猫のゴロゴロ音の周波数は、25Hz(ヘルツ)前後の低周波だと言われています。

20〜50Hzの音は、人間の身体の緊張をほぐす役割を果たす、副交感神経の働きを優位にすると言われています。

副交感神経が優位になると、からだの各部分の活動性を下げ、次の活動に備えて回復、修復させるために働きます。

例えば、胃腸機能が活発化して消化活動が行われる、血管が拡張して血流が促される、脳や心も落ち着くなどの状態になります。

猫のゴロゴロ音を聞くことで副交感神経が優位になり、人間の身体の緊張をほぐしてくれます。

さらに猫のゴロゴロ音の周波数である低周波は、セロトニンと言う脳内の神経伝達物質と呼ばれる通称“幸せホルモン”を分泌してくれます。

セロトニンを増やすことで精神的な安定が得られる・心のバランスを整えると言われているので、猫と暮らしている方は猫のゴロゴロ音をたくさん聴いてみてくださいね。

まとめ

猫のゴロゴロ音の仕組み、猫がゴロゴロ言う意味、突然猫がゴロゴロ言わなくなった時の原因、ゴロゴロ言わない猫もいる、人間への癒しのメリットについては以下のまとめを参考にしてください。

  • 猫のゴロゴロ音の仕組みは、「喉仏(のどぼとけ)」にあたる部位の筋肉が収縮させて、声帯を振動させることによって発生する音
  • 猫がゴロゴロ言う意味は、
    ①子猫の元気な時に出す音は中低音
    ②笑顔や幸せ、リラックスしている時も中低音
    ③甘え、何かして欲しい時の要求は高音
    ④苦しい、怯えている時、痛みを和らげるためは低音などがある
  • 突然猫がゴロゴロ言わなくなった時の原因は
    ①体調不良
    ②ストレスを感じている
    ③家に慣れた、大人になった
    ④警戒している・気になる音や物があったなどがある
  • 猫の中には全くゴロゴロ言わない子もいる
  • 猫のゴロゴロ音の周波数である低周波は、人間のセロトニンと言う脳内の神経伝達物質と呼ばれる通称“幸せホルモン”を分泌してくれる

お伝えした通り猫は、苦しい時や、怯えている時、痛みを和らげるときも低音のゴロゴロ音を出します。

猫は体調不良や何か隠したいことがある時は、弱っているのを周りに見せると襲われてしまうと言う本能からか、限界まで周りに見せない習性があります。

猫は痛みにも強いと言われており、ギリギリまで見せない子も多いです。

その場合には、ゴロゴロ言っている場合もありますので、いつもと違う様子や体調が悪いと感じたらかかりつけの病院に診てもらいましょう。

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