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猫のワクチンは受けるべき?愛猫家が必要性や種類・費用を解説

豆知識

「猫のワクチンはどの種類を受ければいいのかわからない。」

「猫のワクチンの費用がいくらくらいかかるのかわからない。」

「猫を飼っているけど、ワクチンを受けようか迷っている。」

あなたは今、そうお考えではありませんか。

猫のワクチンが必要なのかわからない方や、猫のワクチンの種類・費用が知りたい方に向けての記事になります。

猫と暮らす上で必要になるワクチンについて、現役の猫の下僕が解説していくよ!!

今回は、猫のワクチンの必要性や、猫のワクチンの種類・費用についてまとめました。

猫のワクチンの必要性


ワクチンは病原体を無毒化または弱毒化した薬液を体内に取り入れることで抗体を作ります。

ワクチンを摂取することで、猫の感染症を予防することができます。

完全に室内飼育されている方の中には、安全だと思ってワクチンを打っていない飼い主さんもいます。

完全室内飼いでも、飼い主が外から持ち帰ってきたウイルスや来訪者、また靴で排泄物を踏んでも感染の原因となる場合があります。

私も最初は、愛猫にワクチンを摂取させることに抵抗がありましたが、調べてみると様々な要因で感染する可能性があることが分かったので、今はワクチンを摂取させています。

猫のワクチンの種類


2021年現在、確認できたワクチンの種類は7つでした。

① 猫ウィルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス感染症)
② 猫カリシウイルス感染症
③ 猫汎白血球減少症〈猫伝染性腸炎)
④ 猫クラミジア感染症
⑤ 猫白血病ウィルス(FeLV)感染症
⑥ 猫免疫不全ウイルス感染症(FIV、猫エイズウイルス)
⑦ 狂犬病

猫の主なワクチンとして、上記の複数のワクチンを組み合わせた3・4・5種混合ワクチンを摂取することが多いです。

3種混合4種混合5種混合
① 猫ウイルス性鼻気管炎
② 猫カリシウイルス感染症
③ 猫汎白血球減少症
④ 猫クラミジア感染症××
⑤ 猫白血病ウイルス感染症×

3・4・5種混合ワクチンのどれを選べば良いのかわからない方向けに、詳しい説明を下記に記載しておきますので、是非参考にしてみてくださいね。

3種混合ワクチン

3種混合ワクチンは、完全室内飼いでも、摂取が推奨されているワクチンです。

私の愛猫も完全室内飼いなので、3種混合ワクチンを摂取させています。

3種混合ワクチンは、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少の混合ワクチンです。

猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症の3種は感染力が強く、いずれも空気感染をする恐れがあるため、愛猫を守るためにも摂取をお勧めします。

4種混合ワクチン

4種混合ワクチンは、3種混合ワクチンに猫白血病ウイルス感染症を加えたワクチンです。

一般的には、完全室内飼いの場合には3種混合、他の猫と接触する機会がある場合や、外へお散歩に行く猫ちゃんには4種混合以上が望ましいと言われています。

よくわからない方や、不安な方は、かかりつけの獣医師と、飼い主さんと猫の生活環境について相談し、その生活環境に合ったワクチンを接種するのがお勧めです。

5種混合ワクチン

5種混合ワクチンは、3種混合ワクチンに猫白血病ウイルス感染症とさらに猫クラミジア感染症を加えたワクチンです。

一般的には、完全室内飼いの場合には3種混合、他の猫と接触する機会がある場合や、外へお散歩に行く猫ちゃんには4種混合以上が望ましいと言われています。

よくわからない方や、不安な方は、かかりつけの獣医師と、飼い主さんと猫の生活環境について相談し、その生活環境に合ったワクチンを接種するのがお勧めです。

猫のワクチンの費用


ワクチンの費用はどのくらいかかるのでしょうか。

ワクチン接種の費用は動物病院によって異なりますが、3種混合で3,000円~5,000円程度、4・5種混合で5,000~7,500円程度が一般的です。

これまで引越し等で様々な動物病院でワクチンを打ってもらいましたが、本当に費用はまちまちでした。

動物病院によって価格は異なるので、接種を希望する病院に確認しましょう。

ワクチン摂取していないと、ペット保険の対象外に?

ワクチンは基本的にペット保険の適用外です。

ワクチン接種は、健康な状態で行う「予防行為」となるため、ほとんどの場合ペット保険の対象外となっています。

ただし、ワクチンを摂取していない状態で、保険金を請求しようとしても、多くのペット保険では「ワクチンで予防できる病気を“予防しなかった”場合は補償の対象外」と規定されています。

ペット保険に入っているからと言って、ワクチン摂取を怠ると、保険金を受け取れない場合がありますので、注意が必要です。

全ての病気をワクチンで予防できるわけではありませんが、ワクチンによって感染症にかかるリスクや猫ちゃんへの負担を減らすことができますので、是非摂取を検討してみてはいかがでしょうか。

猫のワクチンの必要性・種類・費用についてのまとめ

猫のワクチンの必要性・種類・費用については以下のまとめを参考にしてください。

  • ワクチンを摂取することで、猫の感染症を予防することができる。
  • 完全室内飼いでも、飼い主が外から持ち帰ってきたウイルスや来訪者、また靴で排泄物を踏んでも感染の原因となる場合がある。
  • 2021年現在、確認できたワクチンの種類は7つで、① 猫ウィルス性鼻気管炎② 猫カリシウイルス感染症③ 猫汎白血球減少症④ 猫クラミジア感染症⑤ 猫白血病ウィルス(FeLV)感染症⑥ 猫免疫不全ウイルス感染症⑦ 狂犬病
  • 猫の主なワクチンとして、上記の複数のワクチンを組み合わせた3・4・5種混合ワクチンを摂取することが多い
  • ワクチン接種の費用は動物病院によって異なるが、3種混合で3,000円~5,000円程度、4・5種混合で5,000~7,500円程度が一般的。
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