ペットショップやスーパーなどで見かけることの多い「銀のスプーン」は国産メーカーが製造している知名度があるキャットフードです。
銀のスプーンは、腎臓の健康維持などの悩みに合わせたラインナップが豊富で、様々な年齢にぴったりのフードが見つけやすいです。
こちらの記事では、銀のスプーンについて知りたい方向けに、ラインナップや原材料情報、リアルな購入者の口コミなど、購入前に知りたい情報をまとめています。
銀のスプーンが気になっている方は参考にしてみて下さいね。
Table of Contents
まずは結論!「銀のスプーン」の総合評価
商品名 | 銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 食事の吐き戻し軽減フード お魚づくし |
総合評価 | ※ |
原材料 | 主原料:穀類(トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール等)、 肉類(ポークミール、チキンミール、ビーフミール、チキンエキス)、 魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干パウダー、鰹節、 マグロミール、カツオミール、白身魚ミール、乾燥シラス) ※ |
酸化防止剤:酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブ抽出物) ※ | |
人工添加物:着色料(二酸化チタン、赤色102号、 赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号) ※ | |
価格・内容量 | 1,500円/1.3Kg(税込・Amazon参照) (※2023年4月時点での価格です。) |
原産国 | 日本 |
対応年齢 | 成猫(1歳から) |
公式サイト | ユニチャームペット公式サイト |
※減点方法
基本的に星5つの状態から減点方式として、原材料欄に気になる項目が1つあるごとに-0.5点とします。
例(主原料に穀物の使用、〇〇ミール、合成酸化防止剤、人工添加物の使用・・・-0.5点、)
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「銀のスプーン」の口コミ・評判
良い口コミ
良い口コミ①
うちの猫2才はとても大食いで沢山食べては吐いてしまうので、こちらの商品を見つけて購入してみました。とても小粒でしたが、銀のスプーンの普通のをいつも食べていたので味的には違和感ないようでした。よく食べているし、吐かなくなったような感じがします。ただ小粒で食べやすいからか、減りが早いような気がして、すぐになくなってしまいました。また購入しようと思います。
コスパが良く、愛猫がモリモリご飯を食べてくれるのは飼い主さんも嬉しいポイントですね。
良い口コミ②
うちのお嬢さま(16)は、1日1回とか、とにかくよく吐く子でした。
主に「食べすぎて」がほとんどでしたが、あの、吐いたモノを始末している時の、なんともいえない気持ち(脳内BGMは「ドナドナ」……)。
そんな気持ちを味わうことも、メインのカリカリを同じ『銀のスプーン』のシニア(~15歳~)タイプから、この“吐き戻し軽減”タイプに切り替えてから、激減しました。
粒の小ささも香りも、それまで食べてもらっていた『銀のスプーン』シニアタイプと大差なく、移行もスムーズだったようです。
「ねこは吐くのも仕事(?)」みたいなイメージもありましたが、吐く回数が多ければ、それだけその子の体にとっては負担になるわけで、「なんて素晴らしい発明なんだろう!」と、ひそかに感激しております。
ゆくゆくはシニア用、子猫用と、ラインナップも増えてゆくのでしょうが、当面はこのスタンダード・タイプ(?)のお世話になると思います。
(余談になりますが、シーバデュオで唯一、当初あんまり食べてくれなかったと、以前『銀のスプーン』シニアタイプのレビューでお伝えした、オーラルケアのやつ。少し時間をあけてあげたら、おいしそうに食べてくれるようになりました! ※シーバの原産国が変わる前のお話ですが……。)
母猫が子供達(すでに大人)を毛づくろいするため、自分の毛も含めて4匹分の毛玉がおなかにたまってしまい、週に2回ほどドライフード+毛玉を吐いていました。
このドライフードは消化が早いので、毛玉とからんでおなかにたまることが少なくなりました。
おかげで吐く回数がかなり減りました。
毛づくろいしあう猫さんや高齢の猫さんの吐き戻しが軽減されたという口コミです。
グルーミングで毛を飲み込んでしまったり、食べすぎて吐き戻すことが多かったものの、こちらのフードに切り替えたら吐き戻すことが減ったそうです。
良い口コミ③
猫2匹飼っててお腹が毎日ゆるい子に食べさせたらぴたっとゆるさが治りました!さすが銀のスプーンですね!!
猫の体質によって合うフードと合わないフードがある場合がありますので、下痢や便秘が酷い場合は違うメーカーを試してみるのも良いでしょう。
継続してフードをあげていると、だんだんと便の状態が良くなることがあるので、劇的な変化はないかもしれませんが、時間をかけて改善されることもあるようです。
悪い口コミ
悪い口コミ①
14歳オスのロシアンブルー、週に一度くらい食べた物を吐いてしまうため、本商品を購入しました。
全く食べません。通常のフードは銀のスプーン缶を混ぜればイヤイヤでも食べるのですが、
これだけは口の中に入れようとしません。
皆さんのレビューを参考に4袋まとめ買いしてしまいましたが、3袋半を捨てることになりました。
初めてのフードのまとめ買いを反省してます。
猫の好みによって合うフードと合わないフードがある場合がありますので、違うメーカーを試してみるのも良いでしょう。
また、フードを急に切り替えてしまうと、下痢をしたり嘔吐してしまうことがあるので、10日ほどかけて、毎日少しずつ切り替えていくとフードに猫の体が慣れてくれると思います。
悪い口コミ②
2歳雑種のキジトラ♂
食いつきも良く吐かなくなりました。ですが、便も硬くなるようで、このフードに変えてから便秘→血便が出てしまいました。
猫によって合う合わないがある様です。
小粒で食べやすいので、本人(猫)は美味しそうに食べてくれていただけに残念です。
猫の体質によって合うフードと合わないフードがある場合がありますので、違うメーカーを試してみるのも良いでしょう。
食物繊維を含んでいる食材が使用されているフードを選べば、便秘予防になります。
また、銀のスプーンには穀物がメイン原材料として使用されています。
穀物アレルギーを持っている猫もいるので、そういった子にはグレインフリー(穀物不使用)のキャットフードを選びましょう。
「銀のスプーン」とは?
ペットショップやスーパーなどで見かけることの多い「銀のスプーン」は国産メーカーが製造している知名度があるキャットフードです。
銀のスプーンは、腎臓の健康維持などの悩みに合わせたラインナップが豊富で、様々な年齢にぴったりのフードが見つけやすいです。
こちらの記事では、銀のスプーンについて知りたい方向けに、ラインナップや原材料情報、リアルな購入者の口コミなど、購入前に知りたい情報をまとめています。
銀のスプーンが気になっている方は参考にしてみて下さいね。
「銀のスプーン」のラインナップ
銀のスプーンは、様々な種類のフードがあり、幅広い猫に合ったフードを見つけることができます。
ドライフード
- 銀のスプーン
贅沢うまみ仕立て - 銀のスプーン
贅沢うまみ仕立て 腎臓の健康維持用 10歳頃から - 銀のスプーン
贅沢うまみ仕立て 腎臓の健康維持用 13歳頃から - 銀のスプーン
贅沢うまみ仕立て 腎臓の健康維持用 15歳頃から - 銀のスプーン
贅沢うまみ仕立て 腎臓の健康維持用 20歳を過ぎてもすこやかに - 銀のスプーン
贅沢うまみ仕立て 毛玉ケア - 銀のスプーン
贅沢うまみ仕立て 下部尿路の健康維持用 1歳~10歳頃まで - 銀のスプーン
贅沢うまみ仕立て 食事の吐き戻し軽減フード - 銀のスプーン
贅沢うまみ仕立て 健康に育つ子ねこ用(離乳から12ヶ月) - 銀のスプーン
贅沢素材バラエティ - 銀のスプーン
贅沢素材バラエティ 2種のアソート - 銀のスプーン
贅沢素材バラエティ 腎臓の健康維持用 15歳頃から - 銀のスプーン
贅沢素材バラエティ 毛玉ケア - 銀のスプーン
贅沢素材バラエティ 肥満が気になる猫用 - 銀のスプーン
贅沢素材バラエティ 食事の吐き戻し軽減フード
ウェットフード
ウェット(缶)
- 銀のスプーン
缶 - 銀のスプーン
缶 とろみ仕立て - 銀のスプーン
缶 10歳頃から - 銀のスプーン
缶 13歳頃から - 銀のスプーン
缶 15歳頃から - 銀のスプーン
缶 20歳を過ぎてもすこやかに - 銀のスプーン
缶 お魚とささみミックス - 銀のスプーン
缶 健康に育つ子ねこ用
ウェット(パウチ)
- 銀のスプーン
パウチ 健康に育つ子ねこ用 2種のアソート - 銀のスプーン
パウチ 2種のアソート - 銀のスプーン
パウチ 15歳頃から 2種のアソート - 銀のスプーン
パウチ 健康に育つ子ねこ用 - 銀のスプーン
パウチ - 銀のスプーン
パウチ 10歳頃から - 銀のスプーン
パウチ 13歳頃から - 銀のスプーン
パウチ 15歳頃から - 銀のスプーン
パウチ 20歳を過ぎてもすこやかに - 銀のスプーン
パウチ 旨ほぐし仕立て
「銀のスプーン」の成分と原料
「銀のスプーン」の成分と原料はどのような内容になっているのでしょうか?
例として、Amazonでレビュー数が多かった「銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 食事の吐き戻し軽減フード お魚づくし」の成分と原料について詳しく見ていきます。(※2023年4月時点での情報です。)
穀類(トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール等)、肉類(ポークミール、チキンミール、ビーフミール、チキンエキス)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干パウダー、鰹節、マグロミール、カツオミール、白身魚ミール、乾燥シラス)、セルロースパウダー、油脂類、野菜類(ビートパルプ)、ビール酵母、酵母エキス、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、着色料(二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)
タンパク質 30.0%以上、脂質 9.0%以上、粗繊維 9.0%以下、粗灰分 7.0%以下、水分 10.0%以下
保証成分であるカルシウムやマグネシウムなどの成分情報が非公開のため、不明となっています。
公式サイトには、成分表の表記事項が少ないため、正直安心して買うことができない商品と言えます。
特に、腎臓ケアが必要な猫ちゃんには、ミネラルやマグネシウムなどの保証成分がしっかり記載してある適正量の成分が含まれているキャットフードを選ぶようにしましょう。
原材料と成分をチェック
銀のスプーンは、フレーバーの選択肢が多いものの、メインの原材料が穀物となっているため、肉食動物である猫にとって好ましくないフードといえます。
さらに、肉類(ポークミール、チキンミール、ビーフミール、チキンエキス)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干パウダー、鰹節、マグロミール、カツオミール、白身魚ミール、乾燥シラス)が使用されており、ミールの使用が多く少し不安な点が多いと言えます。
他にも添加物等で気になる安全度をこの後解説していきます。
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「銀のスプーン」の安全度は?
穀物
原材料欄にはトウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール等の記載があるため、穀物が使用されたフードになっています。
穀物は猫にとって消化が悪い食材なので、穀物類の量が多いのは少し気になるところです。
また、猫には穀物アレルギーを持っている猫もいるので、そういった子にはグレインフリー(穀物不使用)のキャットフードを選びましょう。
コーングルテンミール
コーングルテンミールとはコーングルテンをさらに粉状(ミール)に加工したものです。
コーングルテンはトウモロコシからデンプン(コーンスターチ)を作るときにできる副産物のことです。
コーングルテンはトウモロコシに比べて、たんぱく質含量が高いのが特徴です。
肉類だけでは不足しがちな種類のアミノ酸を含んでいるため、それらを補うために使用されたりもします。
また、肉や魚などの原材料よりも安価に用意できるので、コストダウンにも使用されることがあります。
主原料に使用されている場合は注意が必要ですが、肉や魚、穀物を主原料としている上でコーングルテンミールが使用されている分には安心して猫に与えられるでしょう。
油脂類
他に気になる成分として、油脂類がありました。
表記的に良い脂肪分は「鶏脂、牛脂」など油脂の原材料の名前がしっかりと記載されているものは脂分の質が良いですが、油脂類としか記載されていないと、どんな動物の油を使っているのかわかりません。
油分の質によっては、猫の毛艶に影響したり皮膚病の原因にもなりますので注意が必要です。
着色料(二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)
銀のスプーンには、二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号という合成着色料が使用されています。
着色料がなぜ使用されているのかというと、人間が美味しく見える為であり、犬や猫は色付きのフードを見ても嗜好性は上がりません。
つまり、人間が美味しそうだと思って愛犬や愛猫に買い与えるための購買意欲を向上させるためだけにフードに色付けされているので、本来不要な添加物となっています。
合成着色料の中には、発がん性物質が含まれているものもあり、ヒトに対する発がん性が否定されていないことから、猫にも同様のリスクがありますのでなるべく摂取しないことが望ましいでしょう。
酸化防止剤(ハーブ抽出物)
ハーブ抽出物という酸化防止剤が使用されています。
ハーブ抽出物は、日本では食品添加物として登録されていません。
猫に対して長期的に与えた場合の安全性や危険性に関してはよくわかっていないのが現状です。
酸化防止剤(ミックストコフェロール)
ミックストコフェロールは、ビタミンEのことで、植物性油脂から精製される天然の酸化防止剤に用いられます。
トコフェロールは日本では厚生労働省によって指定添加物として認可されており、IARC(国際がん研究機関)によって発がん性や遺伝毒性は確認されていません。
「銀のスプーン」の保管方法は?
キャットフードは開封後は品質劣化してしまうため、ひと月程度で食べ切れる量が好ましいでしょう。
特にドライキャットフードは、酸化すると匂いが薄くなり、嗅覚が敏感な猫にとっては美味しく感じられなくなり、フードを食べなくなる原因にもなります。
また、酸化すると苦味や酸味が強くなります。
特に苦味が強くなると猫はフードを食べなくなる場合が多いです。
猫用ドライフードは、開封後は品質劣化してしまうため、専用の保存容器や密閉容器に入れて保存するのがオススメです。
キャットフードの保管に関してのおすすめ記事はこちらから↓↓

銀のスプーンドライフードのまとめ
銀のスプーンは、フレーバーの選択肢が多いものの、メインの原材料が穀物となっているため、肉食動物である猫にとって好ましくないフードといえます。
さらに、肉類(ビーフミール、チキンレバーパウダー)、魚介類(魚粉、フィッシュエキス、かつおペプチド、まぐろパウダー)が使用されており、少し不安な点が多いと言えます。
記事内でもお伝えした通り、猫の体質によって合うフードと合わないフードがある場合がありますので、違うフードやメーカーを試してみるのも良いでしょう。
味の好みにうるさい猫ちゃん用のフードや吐き戻し防止のフードを探している方は、銀のスプーンを試してみてはいかがでしょうか?
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